写真の大刀は、物体[巻藁等]を日本刀で斬ることを主体に稽古する抜刀道に用いているもので、2尺4寸・身幅一寸・反6分・刀身重量1K・関正直作、刀架下段の脇差は、茎(なかご)に葵の紋が刻され南蛮鉄を用いて鋳造した康継作とされているものであるが、真贋の程は解らない。

 日本書紀や古事記に表記されている剣「けん・つるぎ」は平造り切刃造りの直刀で

あったが、中世、湾刀が現れ太刀から室町期には腰に差す打刀になった。日本刀という名称は幕末からである。

 平成15年全日本剣道連盟居合道委員会において、日本刀及び模擬刀の取り扱い要領が作定された。刀剣類は銃砲刀剣類諸事等取締法によって業務その他正当な理由を除き、その携帯が禁止されており、真剣刀は登録の上居合道に用いられている。

 模擬刀は非鉄金属の亜鉛合金製であり、刀剣類に該当せず居合道稽古に普及している。

 模造刀は鋼質性の殺傷力を有する刃物として刀剣類に該当するが、美術品としての

登録もできず、居合道刀として所持することが出来ない。

 居合道試合審判規則には、使用する刀は真剣とすると規定されているが、都道府県

単位の大会等の高段者以外の試合等では、模擬刀の使用が容認されている。

 

 日本刀は、直刀から変革して独特の特徴を持った。

 刀身にそりを持たせ、刃の方向からの打撃の力を受け流しに逃がすことによって折れ難くくし、かつ引き斬りに斬り易く、鎬造り(断面が菱形)として厚みを確保し、

曲がり難くなった。

 また、折り返し鍛造(13回折り返せば8192層になる)して、刀身を綺麗に砥ぎ上げていることなどである。

 更には、「武士道」(新渡戸稲造著)に「武士道は刀をその力と勇気の象徴とした」

とあるように、日本刀は武士の精神象徴であった。 

 日本刀の造りは技の理合いに、その精神性は刀の取り扱い、作法礼法に生かされなければならない。

 

[直刀・平安前期古墳出土、京都鞍馬寺蔵・刀長76.6cm先幅1.8cm、伝・坂上田村麻呂(758年~811年)帯剣 黒漆太刀が明治44年4月国宝に指定されている。]                                                                                                          (K.N)

 

横須賀居合道会

稽古場所

 

1. 横須賀市南体育館

毎週水曜日

横須賀市久里浜

6-14-1

 

2. 北下浦コミュニティセンター

土曜日(不定期)

横須賀市長沢

2-7-7

北下浦行政センター内

 

3. 久里浜コミュニティセンター

土曜日(不定期)

横須賀市久里浜

6-14-2

久里浜行政センター内

 

4. 津久井浜高校体育館

 土曜日(不定期且つ、2・3以外)